思いがけないことに気づいてくれたとき、恥ずかしさなのか照れなのか、いっしゅんで甘酸っぱい気持ちが拡がる。
このあとは、どうしたってきれいには食べられない。
あまい時間はわたしをリセットさせてしまう。次のエンジンにかかる時間が、どんどん延びていく。