神戸三宮から歩いて15分。KIITOで開催中の没入型展覧会「モネ&フレンズアライブ」2月頭に行ってきた!

企画展は、早めに足を運ばないと混雑する傾向がある。
わたしが芸大生だったころ、教授が言っていたことを思い出した。
一度、あの展示会よかったよーと教えてもらったときにはもう最終日間近で、開館時間を目指して行ってみたものの、すでに長蛇の列で、会場内も激混みだったことがある。
そんな経験もあって、自分が行ってみたい!と思った展示会には、できるだけすぐに足を運ぶようにしている。
この「モネ&フレンズアライブ」もそのひとつで、2月頭の午前中を目指し、行ってみた。
もともとこの会場である「KIITO(キイト)」は、アートなイベントを開催しているイメージがあり、一体どんな場所なのだろうと思っていた。
三宮駅から南へ歩いて15分くらい。建物の横にバスも停まっていた。
わたしは神戸の街並みを歩きたかったので、平坦な道と、歩道橋をひとつ渡って向かった。
思い立って行ったのがよかったのか、日曜日でも混雑することなく、ゆったり見れた気がする。
とはいえ1時間弱流れる作品の映像を、イスや地面に座りながら楽しむ展示会というのが、人混みに流されることなく楽しめたのかも。
KIITOはレトロな建物だった。
1階の展示会入口へ進むと、最初にモネや仲間たちについて、パネルで展示されていた。
人の歴史や生い立ち、わたしは興味が持てないとなかなか頭に入っていかないので、そのあたりは歩きながらささっと鑑賞。
そしてすぐに、没入空間へ。
黒いカーテンをくぐると、まず最初に感じたのは香り。そして音楽。
すると巨大な壁と床に投影された、モネたちの作品映像が。
どこにいても、どこを向いても、まるで映画館にいるみたいにずっと没入できた。
わたしが学生のころは馴染みがなかった“撮影可能”な企画展。
撮影も、それの拡散もOK、ということが最近は前提なんだな。

展示場所も駅から少し離れていて、KIITOがレトロな建物だったからなのか、あの1時間はとてもゆっくりで異空間だった。
初めて体験した没入型展覧会は、2023年に兵庫県立美術館で開催された「ゴッホ・アライブ」で、それが今までの絵画展と違っておもしろかったので、今回の「モネ&フレンズアライブ」も行けてよかったな〜
3/30までの開催。
モネ&フレンズアライブ
■日時:2025.1.4-3.30
■場所:神戸 KIITO